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BIOS setup

ちびPCUを使用するにあたっては最初にBIOS設定をします。

・BIOS設定画面は、ちびPCUをブートして 最初のメモリカウントを行っている画面で DEL キーを押すと表示されます。

・まず最初に、Load Optimized Defaults を行ってください。以下最低限変更すべきところを記載します。
  (そのほかの設定はデフォルトのままでいいと思いますが、お手持ちの機器構成によっては変更しなければならない場合があります)

・下記のBIOS設定は Rev.1.30(10/18/2002)版での説明です

・Standard CMOS Featuresの設定

・DATE, TIME を設定します
・Drive A を NONE に設定します
・Select Display Deviceを CRT に設定します

・Advanced BIOS Featuresの設定

・First, Second, Third Boot Deviceをお使いの構成にあわせてブートしたい順になるよう変更します。
 (例:First = USB-FDD, Second = USB-CD, Third = HDD-0)

・Advanced Chipset Featuresの設定

・USB Keyboard Support を Enable に設定します
(この設定はUSB-FDD, USB-CDなどをブートデバイスとして使用するときにはEnableにする必要があります。そのほかの場合はお手持ちの機器構成にあわせて設定してください)

・Itegrated Peripheralsの設定

・Primary Master UDMA を Disable に設定します
(付属のHDDケーブルがUDMAに対応していませんのでDisableでご使用ください)

・Power Management Setupの設定

ACPI function を Disableに設定します
(ちびPCUのM/BはATXのように自動的に電源断する電源に対応していますが、ちびPCU自体はACアダプタを使用している関係で電源断に対応していません。この設定をEnableにしておくとOSで「シャットダウン」/「終了」をしたとき画面が真っ暗になるだけで、電源が切れてない状態になってしまいます。本設定をDisableで使用されることを強くお勧めします。また、本設定をOSをインストールした後に変更するとOSによってはブートしなくなる場合がありますのでご注意ください)

・以上を設定したら Save & Exit Setupで 保存してBIOS設定を終了します

OS install

ちびPCUにOSをインストールする方法を説明します。

ちびPCUにOSをインストールするには、いろいろな方法があるとおもいます。下記では標準的な構成にインストールするための方法を説明します。お手持ちの機器によって、いろいろと工夫されてみてはいかがでしょうか?

・説明で使用した ちびPCUの構成

・MEMORY … Transcend TS32MSS64V8F2(256MB 144pin SDRAM PC100 CL2 SO-DIMM)
・HDD … IBM IC25N020ATDA04 (20GB 4200rpm 12ms 2MB 9.5mm)
・USB-CDROM … TEAC CD-210PU MKU または IO DATA CDRW-iU32B または CDRW-iU40

(注)
・USB-CDROMからブートする場合はBIOS設定に注意してください
・付属CDのドライバはECM-3610のものを使用してください

・そのほかにUSB-FD(imation FDX-IMJ(Mitsumi D353FUE))でブートできることを確認してます

WindowsXP Pro. SP1 OSR
winxp_s.jpg (13395 バイト)
1)USB-CDROMにOSのCD-ROMを入れてブートします。
  (BIOSの設定に注意してください)
2)インストーラが起動しますのでガイダンスに従ってインストールします
3)OSのインストール完了後 4in1Driverと VGA Driverをインストールします
  (各ドライバのsetup.exeを実行してください)
4)再起動してインストールは完了です。
Windows2000 Pro. SP3 OSR
win2000_s.jpg (12411 バイト)
1)USB-CDROMにOSのCD-ROMを入れてブートします。
  (BIOSの設定に注意してください)
2)インストーラが起動しますのでガイダンスに従ってインストールします
3)OSのインストール完了後 4in1Driver, AudioDriverと VGA Driverをインストールします
  (各ドライバのsetup.exeを実行してください)
4)再起動してインストールは完了です。
RedHatLinux7.3(FTP版)
redhat73_s.jpg (11869 バイト)
1)USB-CDROMにOSのCD-ROMを入れてブートします。
  (BIOSの設定に注意してください)
2)インストーラが起動しますのでガイダンスに従ってインストールします
  ・XのドライバーはS3 Savage4を選択してください
3)再起動してインストールは完了です。
RedHatLinux8.0(FTP版)
redhat8_s.jpg (13390 バイト)
1)USB-CDROMにOSのCD-ROMを入れてブートします。
  (BIOSの設定に注意してください)
2)インストーラが起動しますのでガイダンスに従ってインストールします
  ・XのドライバーはS3 Savage4を選択してください
3)再起動してインストールは完了です。
FreeBSD 4.7-RELEASE
bsd47_s.jpg (13632 バイト)
USB-FDD/CDROMからではインストーラがうまくブートしません。このためインストールはちょっと複雑になります。
1)まずRedHatLinuxのインストールCD-ROMでブートします。
2)最初のブート画面で Boot : linux rescue でレスキューモードにします。
3)コンソール画面が表示されたら次の操作を行います。
  # ifconfig eth0 <your_IP_address> netmask <your_net_mask> broadcast <your_broadcast>
     (*)broadcastアドレスはネットワークによっては入力しなくても大丈夫です
  # route add default gw <your_gateway_address>
  # ftp xxx.xxx.xxx.xxx
     (*)FreeBSDのfloppies/boot.flpを FTPで入手します
      ftpはアドレスはresolverが動いてませんのでIPアドレスで入れます
  # dd if=boot.flp of=/dev/hda
4)exitでLinuxを終了して、次のブートの、BIOS画面でHDD-0からブートするように設定し、HDDからブートします。
5)FreeBSDのインストーラーが立ち上がりますので、FreeBSDをインストールします。インストールはFTP経由で行います。
6)インストールが完了したら再起動します。
*)X-Windowの設定は xf86cfg -textmodeで行ってください。また、XのドライバーはS3 ProSavageを選択してください。
*)サウンドはkernelのコンパイルが必要ですCONFファイルに"device pcm"を追加してコンパイルしてください
*)Xを使用したとき不安定になるようです。
  ・4.6.2で実験したときは問題なかったのですが。なにが原因かは今のところわかりません。ご了承ください。

*)4.8-RELEASE速報
 ・X-Windowの設定は xf86cfg でできます。Xのドライバーはsavage Savage4を選択してください。
 ・サウンドはkernelのコンパイルが必要です。CONFファイルに"device pcm"を追加してコンパイルしてください

FreeBSD 5.0-RELEASE
bsd8_s.jpg (14142 バイト)
インストールはFreeBSD 4.7-RELEASEと同じにできます

*)X-Windowの設定は xf86cfg -textmodeで行ってください。また、XのドライバーはS3 ProSavageを選択してください。
*)サウンドはkernelのコンパイルが必要です。CONFファイルに"device pcm"を追加してコンパイルしてください